カラコンを清潔に使うために必要なものは?正しいお手入れ方法を解説!
カラコンを清潔に使うために必要なものは?
正しいお手入れ方法を解説!
カラコンには、使い捨てのワンデイタイプと使い回しができる1ヶ月タイプがあります。1ヶ月タイプのカラコンは、1日当たりの費用がワンデイタイプと比較して格段に安くなります。また、購入スパンも長くなるため、たくさんのカラコンをため込む必要もありません。
一方で、1ヶ月タイプのカラコンは、その日に使い終わったら必ずお手入れをする必要ががあります。お手入れを怠ると、雑菌の増殖やカラコンの変形、破損などにより目のトラブルの原因になります。
この記事では、カラコンを快適かつオシャレに楽しむために、1ヶ月タイプのカラコンのお手入れに必要なものや正しいお手入れ方法について詳しく紹介します。
このページの目次
カラコンを清潔に使うにはお手入れが大切
1ヶ月タイプのカラコンは、1回で使い捨てのワンデイタイプと違って清潔を保つためにお手入れをする必要があります。
お手入れをしないと、「レンズがかすんで見えづらくなる」「ゴロゴロする」といった装用感が悪くなるだけでなく、最悪の場合、眼障害を引き起こすおそれがあります。
自分の目を守るためにも、カラコンを使い終わったら忘れずにお手入れを行いましょう。
1ヶ月タイプのカラコンのお手入れ頻度
1ヶ月タイプのカラコンは、装用する度にお手入れが必要です。毎日カラコンを装用するのであれば、毎日カラコンを外す際に手入れを行う必要があります。
また、カラコンを保存するレンズケースはカビや雑菌が繁殖しやすいため、土日しか使用しないといった装用頻度が低い場合でも、定期的に洗浄液を入れ替える、レンズケースを洗うといったメンテナンスを行いましょう。
カラコンのお手入れはやさしく丁寧に
カラコンは、非常にデリケートな素材でできています。そのため、綿棒などの道具を使ったり、ゴシゴシと強くこすったりすると傷や変形、破損につながります。
特にカラコンは、着色部分が破損すると色落ちする可能性があるため注意しましょう。
特に爪が長い人や爪が割れている状態の人などは、洗っている最中にカラコンを傷つけてしまう可能性が高くなります。
カラコンを装用する人は、普段から爪のお手入れも忘れずにしておきましょう。
1ヶ月、2ウィークカラコンなどを使用する際に必要なものは?
連続使用が可能な1ヶ月タイプや2ウィークタイプのカラコンのお手入れには、どのようなアイテムが必要なのでしょう。カラコンの購入と同時に、メンテナンスに必要なものをそろえておきましょう。
MPS(マルチパーパスソリューション)
カラコンを毎日お手入れするのは大変です。しかし、MPS(マルチパーパスソリューション)があれば「洗浄」「すすぎ」「消毒」「保存」をすべて行うことができます。
MPS(マルチパーパスソリューション)とは、ひとつの液でソフトコンタクトレンズのケアをすべて行えるケア用品です。
カラコンのお手入れがMPSだけで完結するので、お手入れが習慣化できていない人や手入れがめんどくさいと感じている人などはおすすめといえるでしょう。
過酸化水素
過酸化水素は、MPSで落としきれなかった汚れを落とすのに必要なものです。
過酸化水素の使い方は、液に6時間以上浸しておくだけであり、こすり洗いをする必要はありません。1週間に1度の頻度で使うとよいでしょう。
ただし、洗浄力が強いため、過酸化水素の使用頻度が高いと、カラコンの着色がはがれたり、溶けたりすることがあります。
過酸化水素を使う場合には、使用できるかどうかについてカラコンの注意書きなどをよく読んでおきましょう。
タンパク除去液
カラコンを使い続けていると、目のタンパク質や脂質などがレンズに付着します。MPSの洗浄力ではタンパク質は落としきれないため、タンパク除去液を持っておくと安心です。
特にMPSでメンテナンスしているにもかからずぼやけて見える、目がゴロゴロするなどの症状がある場合は、汚れが落としきれていない可能性があるため、その場合はタンパク除去液を使用しましょう。
頻度としては、1週間に1回程度を目安に使うとよいでしょう。
保存用レンズケース
保存用のレンズケースは、メンテナンスが終わったカラコンを乾燥や傷から守るために必要なものです。
コンタクトを使用している人の中には、保存用のレンズケースを使用せずに、購入した際にカラコンが入っていたケースなどで代用する人もいるでしょう。
しかし、購入した際のケースは開封と同時に雑菌が繁殖しやすくなるほか、十分な量のMPSを入れられないため、代用するのは控えるのが賢明です。 なお、保存用のレンズケースは使っていくうちに劣化していきます。劣化すると細菌やカビの繁殖原因となるため、定期的に新しいケースと取り替えることが大切です。
カラコンの正しいお手入れ方法
ここでは、MPSを使った正しいお手入れ方法を紹介します。
目から外したカラコンを手に乗せる
カラコンに触れる前には、必ず石けんなどで手をきれいに洗っておきます。汚れた手でレンズに触れると微細なゴミがレンズを傷つけてしまうおそれがあるため注意しましょう。
人差し指でこすり洗いをする
人差し指の腹の部分を使って、同一方向に動かしながらこすり洗いをします。このとき、爪でカラコンを傷つけないように注意しましょう。また、もったいないからとMPS液を節約してしまうとカラコンに傷がつきやすくなるため、たっぷりのMPS液で洗ことが大切です。回数の目安は、カラコンの裏表それぞれ30回くらいです。
布や綿棒などでこすり洗いをすると、目に見えない傷ができて劣化の原因になるため、必ず指の腹で優しく洗うのがポイントです。カラコンの洗浄が終わったら、新しいMPS液ですすいで汚れを洗い流します。
カラコンの汚れをチェックする
透明なコップにカラコンとカラコンが浮かぶくらいのMPS液を入れます。明りに透かして見ると、カラコンの汚れが落ちているかどうかをチェックすることができます。まだ汚れが残っているようであれば、もう一度MPS液で洗浄するか、タンパク除去液を使って洗浄してみましょう。
レンズケースに入れて消毒する
レンズケースにカラコンとMPS液を入れて4時間以上浸しておけば消毒は完了です。度数の違うカラコンを使っている場合は、左右の入れ間違いに注意しましょう。LR表示のあるレンズケースを使うと入れ間違いを防ぐことができます。
お手入れ時の注意点
ここでは、カラコンのお手入れにおける注意点を解説します。
水道水を使わないこと
カラコンのお手入れに際して「MPS液を切らした」「面倒」「もったいない」といった理由でMPSを使用せずに、水道水を使うのはやめましょう。水道水にはカラコンの洗浄効果や除菌効果・保存能力がないほか、使用すると雑菌が繁殖する危険性が高まります。
また、水道水を使って洗うと、浸透圧によってカラコンが変形してしまいます。カラコンが変形してしまうと瞳にフィットしにくくなり、眼球を傷つけたり、ゴミが入りやすくなったりします。
レンズケースのお手入れも忘れずに
カラコンをきれいにお手入れしたとしても、レンズケースが汚れていては元も子もありません。
レンズケースは、カラコンを取り出した後、必ずMPS液を捨てて水洗いをしてください。
特にレンズケースのフタの裏は汚れが溜まりやすい場所なので、念入りに洗います。洗った後は、中にホコリなどが入らないように、ひっくり返して自然乾燥させましょう。
レンズケースの保管場所に注意
カラコンのお手入れが済んだらレンズケースに入れて保管しますが、このとき保管場所にも注意が必要です。保管状態のカラコンは水分を多く含んでいるため、直射日光や高温多湿の影響を受けやすくなっています。
また、極端に気温が低下すると凍結する場合もあります。破損や劣化の原因となるため、保管場所には十分注意をしましょう。
正しいお手入れをしてカラコンを安全に使おう
カラコンは、手軽なファッションアイテムです。特に1ヶ月タイプのカラコンはコスパがよく、人気があります。しかし、メンテナンスを怠ると、細菌の繁殖やカラコンの変形・破損などにより目のトラブルを引き起こす恐れがあります。
そのため、この記事で紹介した「MPS液」「過酸化水素」「タンパク除去液」「カラコンケース」などを使って、必ずお手入れをしましょう。
また、カラコンは非常にデリケートな素材でできているため、布や綿棒などは使わずに清潔にした手を使って、優しくこすり洗いすることが大切です。
カラコンを快適に楽しむためにも、お手入れは怠らないようにしましょう。
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