カラコンを使用するなら眼科へ!眼科の受診の必要性と方法 、カラコンの正しい購入方法は?
カラコンを使用するなら眼科へ!
眼科の受診の必要性と方法 、カラコンの正しい購入方法は?
初めてカラコンを使用しようと考えている人のなかには、適切な選び方や安全な使用方法がわからない方もいるのではないでしょうか。
カラコンを安全に使用するためには、事前に眼科を受診しておくことがおすすめです。
この記事では、カラコン購入前に眼科を受診しておく必要性や眼科を受診する際はなんて言えばいいのか、受診時の流れを解説します。
また、眼科を受診しないことのデメリットについても解説するため、カラコンを安全に楽しみたい人はぜひ参考にしてください。
このページの目次
初めてのカラコン購入時には眼科を受診しよう!
カラコンを初めて購入する際は、目の健康を守るためにも専門医の診察を受けることが推奨されています。ここでは、カラコンユーザーが眼科を受診する必要性について解説していきます。。
カラコンユーザーの眼科受診アンケートからわかること
日本コンタクトレンズ学会の調査によると、カラコンによる眼障害に見舞われたユーザーの80%程度が、眼科での検査や診察を受けずにカラコンを使用しており、眼科受診を怠ることが目の健康リスクを高める一因となっていることがわかります。眼科を受診しない理由として、「元々目に問題がないから」「定期使用ではないから」「面倒だから」などが挙げられます。
なぜ眼科に行く必要があるのか
カラコンを使用する前に、「自分の目に最適なカラコンを選ぶこと」「自分の目の健康状態を把握すること」が大切です。そのためには、眼科での詳細な検査が重要といえます。 まず、カラコンのレンズが目にぴったりとフィットするためには、BC (ベースカーブ)という曲率の数値を正確に知る必要ことが重要です。BCは眼科などで行われる測定によって適切な値がわかります。自分のBCを知ることで、長時間装着時の快適さや目の健康維持につながります。 さらに眼科医による検査では、目の表面の状態、涙の質、角膜の健康状態などを確認できるため、使用に伴うリスクを最小限に抑えられます。こうした検査によって、安全に使用可能か判断する材料が得られるでしょう。
度なしのカラコンでも診察を受けよう
度なしのカラコンを使用する場合でも、眼科を受診しましょう。眼科での検査を通じて、自分の目に最適なレンズの形状や素材、目の健康状態を把握できます。 本人に自覚がなくても、目に問題が発生している可能性があり、日常生活が快適であっても時間の経過とともに視力が変化しているケースも少なくありません。眼科での検査を受けることで、自分自身でも気づかない視力の変化やカラコン使用の適否を確認できます。 また、さまざまな製品のカラコンが販売されていますが、すべての製品が自分の目に合うとは限りません。BCや素材が自分の目に適しているか判断するには、専門家である眼科医の診断を受けておくと安心できます。自分の目に合わない製品を選んでしまうと目のトラブルにつながる可能性も高まるため、度なしの場合でも受診をおすすめします。
カラコンを購入する時は眼科でなんて言えばいい?
眼科での基本の流れをご説明します!
カラコンを安全に楽しむためには眼科の受診が大切ですが、初めて受診する場合は、「眼科医になんて言えばいいのかわからない」と迷う人もいるでしょう。ここでは、眼科で診察を受けるときの基本的な流れを解説し、自分の目や使用しているカラコンに問題があった場合の対処法についても触れていきます。
まずは眼科に予約をする
眼科を受診する場合、まずは予約をしましょう。多くの眼科は予約制となっており、あらかじめ予約を入れることで待ち時間を短縮し、より効率的に検査を受けられるようになっています。予約時にはカラコンを使用したい旨を伝えることで、必要な検査や診察がスムーズになるでしょう。また、目の状態に何かしらの不安がある場合は事前に伝えておくとよりスムーズです。 予約する際は、受付時間内に電話で予約しましょう。オンライン予約が可能な場合は、眼科のホームページから手続きを行いましょう。
眼科を受診する際の診察の流れ
受診の際は、まず受付で問診票に記入します。予約の際にカラコンを使用したいと伝えていない場合は受付の際に伝えておきましょう。 問診票記入後は、視力測定や屈折検査、眼圧検査、眼底検査などを行います。これらは目の状態や度数、角膜の状態を確認するために必要な検査です。 検査後は眼科医が診察を行います。診察では、検査結果をもとに眼科医が目の健康状態を評価し、カラコンの使用に関するアドバイスなどが行われます。 カラコンを眼科で購入する場合は、検査結果に基づき、医師と相談しながら最適なレンズを選びましょう。レンズを選んだ後はフィッティング検査を行い、レンズが目に適切にフィットしているのかを確認します。続いてカラコンの取り扱いやケア方法、使用上の注意事項についても指導を受けましょう。眼科受診を通じて、安全に使用するための知識と処方せんを得られます。
目やカラコンレンズに問題があった場合
検査や診察の結果、目や既に使用しているカラコンレンズに問題が見つかった場合、軽微な問題であれば、カラコンの正しい取り扱い方法やケア方法の再確認・指導を受けることになるでしょう。 カラコンの使用を一時中断するよう指示された場合や、特定の目薬を使用するよう指示された場合は、それに従ってください。カラコンを安全に楽しむためには、まずは適切な治療やケアを行うことが大切です。
眼科を受診しないことのデメリット
眼科を受診せずにカラコンを使用することで、レンズが目に合わない可能性あることや眼病のリスクが上がるといったデメリットがあります。ここでは、それぞれについて詳しくご紹介します。
カラコンが自分の目に合わない可能性がある
眼科を受診せずにカラコンを購入する場合、カラコンが自分の目に合わない可能性があります。 BC(ベースカーブ)が自分の目に合わないレンズを使うと、眼球にフィットせずにズレやすくなります。頻繁にズレるレンズは装着感が悪く、目への負担も大きくなるため長時間使用できないでしょう。 また、自分の目に合わないカラコンを使用し続けることで体調不良になる可能性もあります。度数やサイズが合わないカラコンの使用は目に負荷がかかるため、眼精疲労から頭痛やめまいといった身体的な体調不良につながる可能性もあります。
眼病に発展する可能性がある
眼科を受診しないでカラコンを使用し続けると、ドライアイや巨大乳頭結膜炎、角膜上皮障害といった眼病のリスクも高まります。 カラコンを装着した場合、乾燥を感じやすくなりますが、適切なケアを怠るとドライアイに陥りやすくなります。ドライアイは目の乾燥だけでなく、かゆみを伴うこともあるため注意が必要です。 巨大乳頭結膜炎は、上まぶたの裏側の結膜に炎症が起き、特徴的なブツブツが出現するアレルギー性の眼疾患です。レンズの管理が不適切だとレンズに汚れが溜まり、痛みやかゆみを伴うといったアレルギー反応を引き起こすことがあります。 また、合わないカラコンを使用し続けたり、不適切な使用方法を続けたりした場合、角膜に傷がつくリスクがあります。角膜に傷がつくと、点状表皮角膜炎や角膜上皮びらんなどの角膜上皮障害を引き起こし、目の痛みや充血の原因になることがあります。
購入後も眼科に定期検診に行きましょう
定期的な眼科検診は、カラコンの使用におけるリスクを最小限に抑えるために重要です。検査を通じて目の損傷や視力変化、その他トラブルを早期に見つけ出し、適切な対処ができるでしょう。 また、目の健康を長期的に守るためには、3か月に1回の定期的な眼科検診が望ましいです。自覚症状がなくても進行する可能性のある眼障害を早期に発見・予防でき、目への負担を未然に防げます。
さいごに
カラコンを安全に使用するためには、購入前の眼科受診が重要です。眼科では、目の検査・診察を行い、自分に合ったカラコンを選ぶための重要な情報を提供してくれます。眼科を受診する際はカラコンを使用したいことをあらかじめ伝えておくことで、その後の検査や診察がスムーズになるでしょう。 目の健康を守るためには3か月に1回の定期検診がおすすめです。快適で安全にカラコンを楽しむためにも眼科を受診する重要性を理解して定期的に受診するようにしましょう。
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